A メディカルフィットネス施設の定義を当研究会では「医療機関が運営するフィットネス」から広い意味では「医学的要素を取入れたフィットネス」と幅を持たせて考えています。この範疇にあるなら「自分たちの施設はメディカルフィットネスである」と名乗っても良いと思います。
Q やはりメディカルフィットネス施設に来るお客さんは有疾患者や患者さんが多いのでしょうか?
A いいえ、健常者と呼ばれる一般の方からリハビリ目的で来られる方、生活習慣病の改善に医師に進められて見える治療中の方など様々です。施設によっては「メディカル会員」のような区分を設け、「治療、リハビリ、何らかのメディカル的目的」での来館である事がわかりやすくしている施設もあります。
Q メディカルフィットネスは採算を合わせるのが難しいと聞きますが、そうなのですか?
A 採算があっている施設も沢山あります。「医療機関」や「医療関連の会社」が母体となるときに病院などの経営形態と同じように運営されることが見受けられますが、「メディカルフィットネス」に通われる方が必ずしも「患者」さんでない事、予防目的やエンターテイメントとされている方も多くみえることから、よりサービス業に近い形の運営が望まれます。他のビジネスとも同じように運営方法次第で採算は変わってきます。